看板の耐久年数と耐用年数

   

看板に限らず、物には耐久年数と耐用年数があります。まず、耐久年数というのは、ある物が外部からの衝撃、あるいは化学的な影響を与えられて、どこまで耐えられるかという年数のことです。それに対し、耐用年数とはどれくらいの期間使用に耐えることができるのか、耐えられる年数のことになります。つまり、耐久年数とはそのものが壊れてしまうまでの期間であり、耐用年数とはきちんと使用できる期間ということになります。ただ、看板としてこの言葉を使う場合は、耐久年数とはメーカーがこの程度なら問題なく使用できるという期間を指し、耐用年数は資産として価値がなくなる期間を指しています。
看板を作る際に、メーカーではホームページなどで耐用年数や耐久年数をきちんと表示している場合がありますが、耐用年数なのか、耐久年数なのかきちんと把握していないと、思わぬ勘違いを起こすことがありますので注意しなくてはなりません。

材料によって分かれる耐久年数

看板においては耐用年数より耐久年数が重要になってきます。それは耐久年数が問題なく使用できる期間を指しているからです。耐用年数は価値がなくなる期間を指しますので、看板としての役目はそれ以前に終わっていることになります。
耐久年数は看板に使われている材料によって異なります。いくら良い看板を作っても、すぐに壊れてしまう材料で作ればコストは高くなってしまいます。その反対に丈夫な材料で作れば、長く使えてコスト的にも安くなります。ただ、その材料が店や商品のイメージに合うかどうかも考えなければなりません。そこで、それぞれの材料が持つ一般的な耐久年数を示しておきます。なお、これは二年間屋外へ放置するという方法で実験した結果です。
まず、プラスチック板の場合は約半年、マグネット板は約1年半、ステンレス、アクリル、アルミ複合板はほぼ同程度で3年弱という結果が出ています。なお、このなかではステンレスが一番丈夫という結果も出ています。
これらは屋外の過酷な環境の中で行われた実験であり、実際にはもう少し年数は伸びるでしょう。これらを頭に入れて、自分がどんなものを作りたいのか、予算はどうか、どこに置くのかなどを考慮しながら材料の選定をすべきです。また、これらの素材の上にラミネート貼り加工という特殊加工をすることで、耐久年数を半年から一年延ばすことができます。

色々な看板の材料と特性

一番安価で出来るのがプラスチック板です。これは印刷もしやすく、艶や光沢も申し分ありません。ただし、紫外線に弱いので、長期間の使用には耐えられません。つまり、短期の使用向きだが価格的に助かることになります。次にマグネットシートですが、これは簡単に屋内屋外どこでも取り付けられ非常に便利です。ただし、屋外での使用は耐久年数が下がります。また、プラスチック板ほど安くはありません。
アルミ複合版は丈夫で加工がしやすく、耐久年数はプラスチック板より長く、その上価格的にも手ごろです。また、透明アクリル板は強度が強く、雨風などの気象条件にも強い耐久性を持ち、色々な場所で使用されています。なお、価格的にはアルミ複合板より高くなることが多いです。最後にステンレスは強度もありサビにも強く、耐久的には一番高いのですが、難点として加工しにくく、価格が高いことが特徴です。ただし、高級感があり雰囲気も落ち着いたものになります。
以上のようなことを踏まえ、使用するのにどの素材が一番適しているのかを考えると良いでしょう。

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